生田ハート内科クリニック

内科一般

内科一般の診療

風邪(咳、発熱、頭痛)、インフルエンザ・コロナ感染症、溶連菌感染症、花粉症、
生活習慣病(高血圧、脂質異常症、糖尿病、痛風)、貧血など内科一般の診察を行います。

風邪

風邪(かぜ)は、主にウイルスによって引き起こされる上気道の感染症で、特にライノウイルスやコロナウイルスが原因となります。非常に感染力が強く、主に飛沫感染や接触感染によって広がります。風邪は一般的に秋から冬にかけて流行し、軽度の症状が数日から1週間続くことが多いです。通常、自己治癒しますが、体調が悪化することもあります。予防には、手洗いやうがい、十分な睡眠、栄養バランスの取れた食事が効果的です。風邪は深刻な病気ではありませんが、高齢者や免疫力が低下している人には注意が必要です。感染を防ぐために、季節の変わり目には特に体調を整えることが重要です。

主な症状

  • 発熱
  • のどの痛み
  • 鼻水・鼻づまり
  • 倦怠感
  • 頭痛
  • 寒気・悪寒

COVID-19

COVID-19(新型コロナウイルス感染症)は、2019年に発見された新しい種類のコロナウイルスによって引き起こされる感染症です。主に飛沫(くしゃみや咳など)や接触によって人から人へ感染します。
感染すると、発熱、咳、のどの痛み、倦怠感などの風邪に似た症状が現れることが多く、嗅覚や味覚の異常、息苦しさを伴うこともあります。症状の程度は人によってさまざまで、軽症で済む方もいれば、肺炎や重症化を引き起こすこともあります。特に高齢の方や基礎疾患のある方は重症化のリスクが高いため、注意が必要です。

主な症状

インフルエンザ

インフルエンザウィルスに感染すると、1~5日の潜伏期間の後、高熱や筋肉痛などの全身症状が現れます。風邪よりも急激に発症し、症状が重いことが特徴です。

健康な人であれば、症状が3~7日間続いた後、治癒に向かいます。しかし、免疫力が低下している方は、気管支炎や肺炎などを合併したり、さらには脳炎や心不全になる場合もあります。インフルエンザウイルスには強力な感染力があり、いったん流行すると、年齢や性別を問わず、多くの人に短期間で感染が広がります。二次感染、合併症の予防のために、できるだけ早く受診することが大切です。

主な症状

  • 発熱
  • 倦怠感
  • 関節痛・筋肉痛
  • 頭痛
  • 寒気・悪寒
  • 喉の痛み
  • 咳・鼻水
  • 食欲不振

溶連菌感染症

溶連菌感染症とは、「溶血性連鎖球菌(ようけつせいれんさきゅうきん)」という細菌がのどや皮ふに感染して起こる病気です。特に小さなお子さんに多く見られますが、大人でもかかることがあります。
代表的な症状には、急な発熱、のどの痛み、赤く腫れた扁桃腺(へんとうせん)、首のリンパ節の腫れ、イチゴのように赤くブツブツした舌(いちご舌)などがあります。また、発疹が出ることもあり、「猩紅熱(しょうこうねつ)」と呼ばれることもあります。
インフルエンザなどのウイルスとは異なり、溶連菌は細菌による感染のため、抗生物質(抗菌薬)による治療が効果的です。きちんと治療すれば多くは数日で回復しますが、放置すると腎炎やリウマチ熱といった合併症を引き起こすこともあるため、早めの受診と適切な治療が大切です。

主な症状

  • 発熱
  • 喉の痛み
  • 扁桃腺が赤く腫れる
  • 首のリンパ節の腫れ・痛み
  • いちごのように赤くブツブツした舌
  • 全身または体幹を中心とした赤い発疹
  • 頭痛、腹痛、吐き気 などを伴うこともある

逆流性食道炎

逆流性食道炎は、胃の内容物が食道に逆流することによって引き起こされる炎症です。主な症状には、胸やけ、呑酸(酸っぱい液の逆流)、喉の違和感、慢性的な咳、声がれがあります。リスク因子には肥満、妊娠、喫煙、特定の食品(辛い食べ物やアルコールなど)が含まれます。治療法としては、生活習慣の改善(食事内容や体重管理など)や薬物療法(制酸薬やプロトンポンプ阻害薬)が行われます。重症の場合は手術が検討されることもあります。症状を感じた場合は早めに医療機関を受診することが重要です。適切な対処で症状の改善や合併症の予防が可能です。

主な症状

  • 胸やけ
  • 胸の痛み
  • 呑酸(酸っぱい液が口まで上がってくる)
  • 喉の違和感・イガイガ
  • 慢性的な咳
  • 声がれ(声がかすれる)
  • 胃もたれ・膨満感
  • 食後や横になると症状が悪化

生活習慣病

高血圧

血圧が高い状態が続くことで血管に圧力がかかり、その結果、次第に血管が硬くなり動脈硬化へとつながります。
高血圧の原因は特定されていませんが、遺伝的要因と食生活(塩分の高い食事)や嗜好(喫煙・飲酒)、または運動不足や精神的なストレスなどの環境的要因が重なって引き起こされると考えられています。高血圧を放置すると、心筋梗塞や脳梗塞の危険度が高くなります。また、高血圧になると、自律神経のバランスが崩れやすくなり、めまいを引き起こすことがあります。自宅で積極的に血圧を測定し、収縮期血圧(最大血圧)が平均135mmHgを超えるときは受診することをお勧めします。

主な症状

  • 頭痛
  • めまい・ふらつき
  • 息切れ
  • 耳鳴り
  • 肩こり
  • 顔のほてり
  • 視力の低下・かすみ目
  • むくみ(特に足や顔)

脂質異常症

血液中の脂質(コレステロールや中性脂肪)が多くなる病気です。
これらの余分な脂質は、動脈の壁にくっついて血管を狭くして、いずれ動脈硬化を引き起こします。
コレステロールには善玉コレステロール(HDL)と悪玉コレステロール(LDL)があり、善玉コレステロールは細胞内や血管内の余分な脂質を肝臓に戻す働きがあるため、悪玉コレステロールを減らすことに役立っています。 脂質異常症の主な原因は食生活(カロリー過多)や嗜好(喫煙・飲酒)、運動不足、遺伝などが考えられます。

主な症状

  • 黄色腫
  • 黄色板腫
  • 不整脈
  • 手足のしびれや冷え
  • むくみ
  • 頭痛

痛風

痛風は、中高年の男性に多い「ぜいたく病」とされてきました。
現在でも痛風患者さんの99%は男性です。ただし最近の痛風は30代で発病する人がもっとも多く、若年化する傾向があります。
痛風患者さんは、活動的な性格で、仕事もするがよく遊び、よく食べよく飲むというようにエネルギーの出し入れの多い人に多い傾向がありますが、特に中年太りが痛風の発病の引き金として注目を集めています。痛風は少なくとも美食とアルコールが原因の「ぜいたく病」ではなく、これらを控えるだけでは治療として不十分な場合もあります。痛風という病気をよくご理解の上、医師の指導のもとに正しい治療を行ってください。当院では痛風の治療を行っております。

主な症状

  • 突然の激しい関節の痛み
  • 関節の腫れ、熱感、発赤

糖尿病

血液中のブドウ糖の濃度(血糖値)が高くなる病気です。
人体は、たくさんの細胞から成り立っていますが、この細胞が働く為のエネルギー源がブドウ糖です。
膵臓から分泌されるインスリンというホルモンが、血液中のブドウ糖を細胞の中に取り入れる役割を果たしています。しかし、このインスリンの量が不足したり、働きが悪くなったりすると、ブドウ糖が細胞内に取り込まれなくなり、血液中のブドウ糖濃度(血糖値)が高くなってしまうのです。
血糖が高いということは、体の細胞にエネルギーであるブドウ糖が十分に補給されず、そのため全身の細胞の働きが悪くなります。のどが渇く、尿が多い、傷が治りにくい、感染症にかかりやすい、疲れやすい、集中できないなどの症状が表れます。
高血糖が持続すると細い血管に傷がつき、糖尿病腎症、糖尿病性網膜症、糖尿病性神経障害を引き起こします。

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